日本、このままじゃヤバい説にネット騒然

柳井氏は日本社会に対して『このままでは日本は滅びる』と言って大々的な改革を促した。

先進国から中位の国になりつつあり、もしかしたら開発途上国に転落しかねないと憂慮した。

このままいけば日本は「ゆでガエル現象」になり、だんだん熱くなっていく熱湯の中で訳も分からないまま死んでいきかねない

国民所得もほとんど伸びず、産業が依然として製造業中心という点も指摘した。

「本屋では『日本が最高だ』という本ばかりで、いつも気分が悪くなる」としながら、「どこが今、最高なのか」と反問した。

没落する日本を実感できなくなっている世相も指摘した。

現在の日本経済を取り巻く状況が「非常にまずい」と述べ、「戦前戦後や幕末に比べて起業家精神が非常に薄れてしまっている」

「今は東南アジアのように市場が小さい国から、急成長している会社が数多く出てきている。自分を含めて、日本の起業家は言い訳をしている場合ではない」と孫は述べた。

孫は日本が島国として孤立し、世界から完全に置き去りにされる危険を警告。日本は中国に対する競争優位性を失ったと指摘した。

「（日本には）ＡＩのユニコーン企業がまだほとんどない。投資したくてもチャンスがない」と述べた。

AIを中途半端にかじった評論家が、「AIに何ができるんだ」と発言したりするのは、かなり懸念すべき状況です。

「かなりやばい（まずい）。日本の政府の人たちや知識人、学者は、一日でも早く目を覚ましてキャッチアップしないといけない」

私は、決して日本が嫌いでこう言っているのではありません。愛しているからこそ言うんです。

30年なんてあっという間です。30年で我々の知能を超える人工知能の時代がやってくる！

川崎区の研究所に勤務した吉野彰氏（71）＝藤沢市在住＝が10月９日、２０１９年度「ノーベル化学賞」の受賞者に選ばれた。

日本では常識となっている“基礎研究は大学、応用は企業”という役割分担を打ち破った吉野さん。

「今の日本はきつい言い方をすれば真ん中あたりをうろうろしていて、中途半端な感じだ」と受賞直後に述べている。

2018年にノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑さんも「このままでは日本からノーベル賞受賞者が生まれなくなる」「かなり瀬戸際だと思う」と、今後の日本の科学分野を危惧していた。

研究にお金が回らなくなっており、投資が少なければ成果も出ない

日本の企業は90年代から経営が短期的思考になり、基礎研究にかける費用に余裕がなくなってきた

東京工業大学の大隅良典栄誉教授「がんや神経変性疾患の研究につながると思ってオートファジーの研究を始めたのではない」

「基礎研究とはそういうもので、純粋な興味が後に大きな分野に発展していく」と基礎研究の重要性を訴えた。