秋は交通事故が頻発する
宮城県内で9月下旬から10月上旬にかけての8日間で、交通死亡事故が6件あり、6人が死亡した。
出典死亡事故多発 8日間で6件6人 宮城県警「緊張感持ち運転を」 | 河北新報オンラインニュース
短期間にこれほどの多発は記憶にない。異常事態だ
出典死亡事故多発 8日間で6件6人 宮城県警「緊張感持ち運転を」 | 河北新報オンラインニュース
交通事故の発生件数・死亡者数を月別に見ると、発生件数・死亡者数共に、12月がピークで2月くらいには一旦減少し、また秋頃(9月)に増加が始まるということがわかっています。
特に夕暮れは「魔の時間帯」
空が茜色に染まる秋の夕暮れ時は風情を感じますよね。しかし、実は危険な時間帯でもあるようです。
出典秋は交通事故が増える!?魔の時間帯に要注意! – ウェザーニュース
「真っ暗な夜間」ではなく「夕暮れ時」が最も危険(死亡事故のピーク時間帯)と言われおり、「魔の時間帯」と呼ばれることも
時間帯別の事故発生数を見ると、最も多いのは16時〜18時。
出典秋は交通事故が増える!?魔の時間帯に要注意! – ウェザーニュース
死亡事故の数は約3倍とも
秋になると日暮れが早くなり、事故が起こりやすくなるということと、年末に向けて交通事故が多発する
出典なぜ秋の●●時に交通事故が多い?「危険な秋」に死なないための方法
実は、秋口における日没時間の急激な早まりとともに、薄暮時間帯(日没時刻の前後1時間)の死亡事故が急増するのです。
出典秋の薄暮時の死亡事故件数は、夏の約3倍!視界不良の要因が増える秋こそ運転時のクリアな視界を保つことが重要 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
その数は、夏と比較すると、約3倍にも達します。
出典秋の薄暮時の死亡事故件数は、夏の約3倍!視界不良の要因が増える秋こそ運転時のクリアな視界を保つことが重要 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
秋は日没時間が急激に早まる
夏は日没から約2時間かけて、ゆっくりと夜になっていきますが、秋は日没後約1時間半で夜を迎えます。
出典秋は交通事故が増える!?魔の時間帯に要注意! – ウェザーニュース
日が傾いて西日がきつく物が見づらくなり、そこから一気に暗くなってヘッドライトを点けている車と点けていない車が混在する
出典交通事故が発生しやすい時間帯・季節はある? | 交通事故弁護士相談広場
いつまでも夏場と同じ感覚でいては、ライト・反射材の使用が遅れてしまうかもしれない。
出典なぜ秋の●●時に交通事故が多い?「危険な秋」に死なないための方法
また、動物との接触事故も
道路上に飛び出してきた動物との接触事故、いわゆる「ロードキル」が多発しています。
出典動物接触事故、秋は「鹿」要注意 平均修理費50万越え 対策は 高速は年間約5万件発生(乗りものニュース)(ヘッドライン) | 自動車情報サイト【新車・中古車】 – carview!
高速道路の場合、2018年のロードキル処理件数は年間およそ4万7400件(NEXCO3社および本四高速、首都高速、阪神高速の合計)
出典動物接触事故、秋は「鹿」要注意 平均修理費50万越え 対策は 高速は年間約5万件発生(乗りものニュース)(ヘッドライン) | 自動車情報サイト【新車・中古車】 – carview!
北海道開発局の道路維持課によると、道内ではシカとの衝突事故が年間2000件ほど発生しているそうです。1年のなかでもピークは10月、降雪期に入る直前だといいます。
出典動物接触事故、秋は「鹿」要注意 平均修理費50万越え 対策は 高速は年間約5万件発生(乗りものニュース) | 自動車情報サイト【新車・中古車】 – carview!
早めのヘッドライト点灯を
視界が悪くなる要因の多い秋には、運転時の視界を意識してクリアに保つ必要があります。
出典秋の薄暮時の死亡事故件数は、夏の約3倍!視界不良の要因が増える秋こそ運転時のクリアな視界を保つことが重要:紀伊民報AGARA
運転手は早めのヘッドライト点灯を心がけ、歩行者は反射素材を身に付けるなどの自衛策を取りましょう。
出典交通事故が発生しやすい時間帯・季節はある? | 交通事故弁護士相談広場
【ひのくにピカピカ運動】
10月10日から来年1月31日までの間、「ひのくにピカピカ運動」が行われます。この運動は、県民に「反射材の活用」及び「前照灯の早め点灯と上向き点灯の励行」を促し、特に日没が早まる秋から冬の「夕暮れ時から夜間」にかけての交通事故防止を図るものです。 pic.twitter.com/frNQJ7hsfH— 熊本県警察本部 (@yuppi_KK) October 7, 2019
【交通安全のお願い~早めのライト点灯を!~】秋は日暮れが早くなります。早めにライトを点灯し、自分の車の存在を他の車両に知らせましょう。なお、トンネルの中など、運転中に先が見えにくい時は、昼間でもライト点灯を心がけましょう。#事故https://t.co/gDUkL6jaJu pic.twitter.com/sXbyErGL9H
— NEXCO東日本(関東) (@e_nexco_kanto) October 25, 2019
【山岳事故防止】
秋も深まり、紅葉狩りなどで山に行かれる方もいると思います。
この時期は,日の入りが早くなってきていて,油断をしていると暗くなって下山できなくなることがあります。日没時間を事前に確認し,余裕のある登山計画で早めの下山を心がけてください。ライトなどの装備も携行しましょう— 茨城県警察本部(公式) (@ibarakipolice) October 21, 2019
拭きの悪くなったワイパーは気付いた時にすぐ交換する
出典秋の薄暮時の死亡事故件数は、夏の約3倍!視界不良の要因が増える秋こそ運転時のクリアな視界を保つことが重要:紀伊民報AGARA