匿名は不可能？「なりすまし」は高確率で特定できるらしい

世界遺産の首里城跡に復元された首里城（那覇市）正殿などが全焼した2019年10月31日の火災発生後、

あるYouTuberが「沖縄の首里城を燃やしたのは僕です。」というタイトルの動画をアップし、「再生数稼ぎか」「不謹慎すぎる」と批判を集めた。

28日、ニコ生配信者が富士山を登山中に滑落するといった事故が発生

「無事生きてます」と滑落男性を騙る動画が投稿され物議を醸しています。

『また登ります。それで落ちても本望』『支援待ってます』などといった発言がありますが、実はこの動画は全くの別人による悪質ななりすまし。

キングコング・梶原雄太扮するYouTuber・カジサックが30日、自身の公式twitterが乗っ取られてしまったことを報告した。

連投された不快な内容のツイートはカジサック本人ではなく乗っ取り犯によるものであると説明した。

乗っ取られたアカウントでは乗っ取り犯が下ネタコメントや下着姿の女性の写真を投稿するなど、やりたい放題。

その様子を撮影した動画がキングコングのYouTubeチャンネル「毎週キングコング」にて緊急投稿された。

17時半現在、カジサックのtwitterアカウントを見ると「存在しません」と表示されており、アカウントが削除されたようだ。

文章の癖というのはやっぱり個々人あるらしく、例えば新しくアカウントを作ってアイコンや名前を変えた人の文章を読んでも「これあの人だろうなあ」と思うこともあるし、

そもそもで違うコミュニティ（SNS）でたまたま読んだ文章が、やっぱり名前もアイコンも違うのに「あの人だろうなあ」と脳内で結びつくこともある。

インターネットやSNS上で他者になりすますことは、まず無理です。匿名で誹謗中傷を書いても、すぐに身元がバレて、名誉毀損で訴えられたりしますからね」

他者が本人を装うことが珍しくなくなりました。そういった行為が数多くの刑事事件、民事事件で散見しており、私たちのような言語学者に、本人か否かの解析を依頼するケースが増えています

われわれの世界では、“文章の指紋”と呼んでいるのですが、個人の文章の特徴を集め、アルゴリズムやビッグデータ解析などによって、その人にしかない特徴を浮き彫りにすることができます。

プログラムのコードから作者を特定できることが、米大学の研究チームによって明らかになった。

機械学習を利用してコードの基本構造を解析することで、かなりの高精度でプログラマーを識別できるのだという。

解析されるのは、レイアウトや語彙の特性と、｢抽象構文木（AST）｣です。

つまり、関数の名前、コメント、スペース入れ方などのクセ以上のものを探し出し、作者を特定するカギにする、というわけです。

機械学習のアルゴリズムは、各プログラマーについて8つのサンプルを使用して、100人のプログラマーの身元を96パーセントの確率で間違えずに言い当てた。