台風で水没した車が再び販売されているのをご存じですか？

全国各地で未曽有の水害が発生し、多くの人の生活に欠かせない大切な愛車が、水没の憂き目にあっている

台風19号の影響で、多くの車両が水没した

今回、水没などの被害に遭った車は、約10万台と見込まれている

亡くなった方のうち４分の１にあたる２３人が車で移動中に死亡していた

千葉県・長柄町では浸水した「こども園」に息子を迎えに行った54歳の男性が車ごと流されて死亡

「まだ、大丈夫」と思っている間に、周りの水位が上がり、車内から脱出できなくなってしまう

そのまま放っておくと金属部分が錆びたり、腐食したりして、思わぬ故障が発生したりする

自動車販売店に水没車両が持ち込まれ、店の敷地は汚泥にまみれた車両であふれる

車が冠水したら厄介だ。保険に加入していればいいが、そうでないと手放すしかない

エンジンルームに水が入って廃車状態の車が、中古車として出回ることはありません

汚損や破損が酷い場合、中古査定で値段が付けば売却、付かなければ廃車ということになる

一度水に濡れてしまった車は、一日経過するごとにサビが出てきますし、気温が高い場合はシートにしみ込んだ水が腐敗し、元に戻すのはなかなか難しくなってきます

「車両保険もかけていないし、もう打つ手はない……」とあきらめて、早々とスクラップに回してしまう人もおられるようですが、ちょっと待ってください

実は、「海外輸出」という選択肢を選べば、想像以上の高値が付くことがあるのです

少しでも高く売りたいなら、一般的な中古車買取店ではなく、水没車や事故車などを専門に買取している業者に買取ってもらうようにしましょう

日本の車は人気が高く、中古車や事故車、水没車であっても「海外への輸出」というルートに乗せれば、再生車として元の姿に修復され、新たな価値が見い出せる

修理しようとディーラーで見積もりを取ったところ、なんと費用は200万円以上かかると言われたそうです。ところが、「海外輸出」を専門に損害車の買い取りを行っている企業に査定を依頼したところ、なんと、120万円で買い取ってもらえた

廃車同然の冠水車は、日本車人気が高いアフリカ中古部品市場に流れるという

日本車は海外での人気が高く、再生車として諸外国に輸出された車は、現地で元の姿に修復され、再びクルマとして利用されています

経済的にはそれほど裕福ではないが目が肥えているロシア人にとって、日本の中古車は今後も頼れる存在であり続ける

日本で使われなくなったバイクや車の部品があたりまえのように流通している

車検システムがしっかりした日本車は、中古でも新車同様の機能を誇り、海外で特に高く売れる

トヨタ自動車は、グループと連携して中古車の海外販売事業を強化する。日本車の需要が高い新興国への輸出を拡大

国内で値下げして売らなくても海外へ輸出をすれば、アルファード/ヴェルファイアの中古車は高く売れる