眠っている間に理想の体形に。そんなに都合の良いことってあるのでしょうか?ダイエットには欠かせない「成長ホルモン」や、食事と睡眠のタイミングなど、睡眠中に痩せやすい身体を作る方法をまとめました。
◆ダイエットには十分な睡眠が必要
ダイエットのために食事制限などをしていても、十分に睡眠を取らないと、成長ホルモンが分泌されず、脂肪が分解されないので、その効果は発揮出来ません。
◆成長ホルモンとは?
その名の通り「成長を促す重要なホルモン」です。
一般的に、夜間や就寝中の副交感神経が優位なときに、成長ホルモンは分泌される
・組織の成長を促すこと体の成長(骨や身長を伸ばす、筋肉の強化)やバストアップ効果など・代謝のコントロール疲労回復、脂肪の燃焼、病気への抵抗力、肌や筋肉など、体組織の修復・再生など
◆睡眠中にダイエット効果をアップさせる5つのルール
①夕食では炭水化物を避ける
炭水化物は主に朝食や昼食にしっかり取る
夕食には、魚や肉、乳製品に含まれるタンパク質を多く取りましょう。特に野菜と組み合わせることで、体の代謝を中性脂肪の分解にセットすることができます。
•大豆食品、納豆、豆腐、•魚介類(エビ)•肉類(特に鶏肉)•ナッツ類(カシューナッツ、くるみ)•ゴマ
②食事の間は5時間空ける
この間に体内に蓄積された炭水化物が消化されるためです。
理想的な夕食の時間帯は17時から19時。
③日中と夕方に定期的に運動する
運動によるアドレナリンが脂肪分解を助ける
アドレナリンは脂肪を分解して、脂肪酸やグルコースを供給する働きをします。常時グルカゴンなどにより脂肪は分解されているのですが、それで追いつかなくなると交感神経の働きでアドレナリンが分泌され、中性脂肪の分解を加速します。
④遅くとも午前1時までには眠りにつく
眠りに入るとその約1.5時間後には成長ホルモンが活動を始め、朝早くまで脂肪の燃焼のために働いている
成長ホルモンは、午後10時~午前4時の間に多く分泌され、夜中の2時に分泌量のピークを迎えます。もう一つの理由は、深い眠りの状態にある「ノンレム睡眠」の時に、成長ホルモンが多く分泌されることにあります。ノンレム睡眠は、眠りに落ちてから3時間後に集中的に発生しますので、成長ホルモンが多く分泌されるように、就寝時間には気をつけましょう。
成長ホルモンは、眠りが浅いと分泌量が少なくなってしまいます。また、睡眠時間が短いと、食欲に関わるホルモンのバランスが崩れることにもなります。
01. 床にすわり、両足を伸ばして広げます。背筋は伸ばし、骨盤がまっすぐになるよう意識して。02. 大きく息を吸いながら右手を伸ばし、息を吐きながら体を左側に倒していきます。このとき、体が前に傾かないように注意。右手の先を遠くに伸ばします。03. 息を吸いながら、体と腕を正面に戻します。04. 反対側も同様に行います。これを左右何度か繰り返します。
⑤寝るときに脚の位置を高くする
足元にクッションなどを置いて、脚を高くして寝るようにしましょう。翌朝には、むくみもスッキリしているはずです。