あなたは大丈夫？自覚しづらい体臭の原因は間違ったダイエットにあった

体臭や口臭は、とっても気になるものです

他人に不快感を与えてしまうので、若い女性ならずとも気になる話です。

もしかして周りの人は、私のことを・・・などと思うと、とっても心配になってきますよね。

汗臭くなったり、りんごが腐ったようなツーンとした臭いが身体から発散されてしまう

なかなか人に言いにくいからだの臭いの悩み。

色々な体臭対策をしているのに臭いが改善できないのはこれが原因かもしれません。

だんだん暖かくなり、薄着の季節が到来。

自信を持ってノースリーブや水着になるためにも、夏までにもっとスリムになりたい！

一刻も早くヤセたいと思いますよね。

「ダイエット臭」とは、間違ったダイエットをしている際に、口や体から発する臭いのことをいいます。

「ダイエット臭」が起こる主な原因は、極端なカロリー制限や炭水化物抜き等による、間違ったダイエット

炭水化物は太りやすい、ということで、できるだけ炭水化物を摂らないようにするダイエット方法は有名ですよね。

ダイエットを始めた頃から体臭が強くなったという場合には、炭水化物が足りていないのかもしれません。

炭水化物＝糖質+食物繊維　です。

糖質制限をすると、誰でも、体重がみるみるうちに減っていきます。

古い常識が染み付いた頭では、悪い病気でも患っているのではないかと疑うほどです。

糖質が不足すると、肝臓や筋肉に蓄えてあるグリコーゲンをブドウ糖に変えて補おうとしますが、それも底をついてしまうと、脂肪を分解して脂肪酸を生成し、エネルギーにします。

その脂肪酸から合成されたものを「ケトン体」と呼んでいます。

ケトン体という強い臭いの元となる物質が血液に乗って全身に巡ってしまい、それが体臭となるのです。

ケトン体とは、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸、そしてアセトンの３つ

ニオイの原因となるのが主にアセトン

マニキュアの除光液で感じるあの独特のシンナーっぽい臭いやつのことです

これが尿や呼気中に排泄されることで、口臭や体臭となってしまいます。

オシッコや口臭がリンゴっぽい、 甘酸っぱいような臭いになったら、 原因は脂肪を燃やしたときにでる、 ケトン体（アセト酢酸・アセトン）

甘酸っぱいのですがかなり不快に感じてしまうほど悪臭です。

ツンとくる甘酸っぱい匂いは歯磨きをしても消える事はありません。

糖ではなく脂肪を多く分解することで、ケトン体が多くなり、それが臭いの元となっている、ということになりますね。

ダイエット臭は自覚ができないことが多いので、気づくことが遅れることがあります。

ダイエットで体重を減らすことだけ必死になるあまり、自分の体から臭いが出ていることに気付いていないor自分の臭いに慣れてしまっている可能性大

せっかく痩せたとしても、「ダイエット臭」が体から発生していては元も子もありません。

解決方法は基礎代謝を上げる、つまり運動を程良く行う事です。

下がってしまった基礎代謝量は、上げることができます。

基礎代謝を上げるには、「有酸素運動」と同じくたいせつなことが「食事」。

「ダイエット臭」がするということは、実践しているダイエット方法が間違っているということの証明でもあります。

炭水化物は抜くのではなく、制限する

炭水化物は、タンパク質、脂質と並んで、３大栄養素の一つ。こんな重要な位置付けされているのです。

まずは不足している栄養をしっかりと摂取して代謝をあげなければいけませんので、しっかりと食べて栄養補給するのが大事です。

また、筋肉量を落とさないことも大切。

肝臓で産生された「ケトン体」は肝臓では燃焼できず、唯一燃焼できるのが筋肉と脳です。

できてしまったケトン体を消去するためには、筋肉の燃焼力も必要なのです。

ダイエット臭はダイエットの時だけしてしまう臭いではありません。 糖尿病などの病気でも同じ臭いがしてしまい、これをケトン臭などと呼ばれています。

対策をしていても治らないことがあり、その場合には医師に相談をして診察そして治療してもらうことが必要になりますので覚えておいてください。