あなたのダイエット法は大丈夫！？【無理なく健康的にキレイに痩せる】筋トレダイエットとは！？

ダイエットというと、無理な食事制限に走る人も多いですが、それでは健康的な体を手に入れることはできません

運動をせずに食事制限だけでダイエットをするのは簡単ですが、おすすめしません。

脂肪ではなく筋肉から痩せてしまい、不健康なダイエットに陥りやすいからです。

（1）筋肉量が減る（2）基礎代謝が下がる（3）活力がなくなる（4）ガマンの先には必ず反動がある

全体の筋肉が減ってしまうので、熱を作り出すことができず、冷え性・便秘・低血圧などの不調にもつながります。

間違った減量法は、心身の不調（冷え、むくみ、便秘、疲れやすい、生理不順など）も出やすくなってしまうのです。

さらに言えば、減量前の体重に戻ったとしても、以前より内訳として「筋肉が減り脂肪が増えている」ので、痩せにくく太りやすい身体になってしまいます。

栄養を無視した「食事制限」＋「有酸素運動」をしている人も多いかもしれませんが、たしかに短期間で体重は大きく減るでしょう。ただ、これは脂肪以外にも綺麗な体型や代謝を上げるための「筋肉」が大幅に落ちてしまうため、リバウンドしやすいのです。

食事制限だけのダイエットは、非常にリバウントしやすいです。

食事制限のダイエットで痩せたからといって、食事量をダイエット前の普通の量に戻すと、リバウンドをしてしまい、どんどん太っていきます。だからといって食事を減らすと、さらに基礎代謝が下がってカロリーを消費できなくなる悪循環に陥ります。

大幅な減量に成功して、その体重を維持できている人はわずか3％という衝撃的な統計

「アメリカでは太っているビジネスパーソンは、自己管理ができないとみなされて評価されない」とはよく聞くこと

もちろん健康面でもデメリットは多い。むしろ、肥満であることの医学的メリットはゼロだ。糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、がんなど、さまざまな病気にかかるリスクが圧倒的に高くなる。

綺麗に痩せるためには、筋肉を落とさないこと

ダイエットは本来体重を減らすことだけが目的ではありません。細く引き締まった健康的な体を得られるなら、体重の増加は気にしなくて大丈夫です。

もし、「やせたい」「お腹の肉を減らしたい」と考えているのであれば、「脂肪を減らす」というマイナスの発想ではなく、「筋肉を増やす」というプラスの発想を大切に

適度な運動を取り入れることが大切です。また、体重を減らすための食事制限だけを長期間続けていると、筋肉が減って痩せにくい「省エネ体質」になってしまうため、食事だけで痩せようとせずに運動と組み合わせるようにしましょう。

リバウンドしにくいダイエット方法として、短時間で基礎代謝を増やす「筋力トレーニング」が効果的

筋肉量が増すことで、体重は一時的に増えるかもしれませんが、脂肪の燃焼を促し、痩せやすい体へと変わっていくのです。

筋肉が1キロ増えると、だいたい1時間あたり15キロカロリー基礎代謝量がアップする。すなわち1日の消費カロリーが360キロカロリー増えるということ

代謝には大きく、「基礎代謝」、「活動代謝」の二つがある。

基礎代謝量とは生体の生命維持のために最小限必要な代謝量のことで、要は1日寝ていてまったく体を動かさなくても消費されるエネルギーのこと

体幹を整えて日常生活で使う筋肉が増えれば、寝ているあいだの消費エネルギーまで上がる

一方の「活動代謝」は、日常生活や運動などで消費されるエネルギー。これは、運動を継続的に行っているかどうか、デスクワークか否かなど、人それぞれの生活によって大きく変わってくる。

脂肪をエネルギーとして使いにくくなってしまうので、食べたものが中性脂肪になったり、体脂肪や皮下脂肪として蓄えられやすくなります。

筋肉がなくなると、消費カロリーも低くなってしまうので、「太りやすい体」になります。

短時間で体の大きな筋肉（太もも、背中、ヒップなど）を刺激することで、効率よく筋肉量が増えて、基礎代謝が向上し、「太りにくい体」へと変わっていきます。

大切なのは、適切な筋肉をつけること。筋トレをすることで、筋肉をつけ、無駄な脂肪を燃やし、引き締まった体

体重を減らすことを目標にするのではなく、筋肉を落とさず、バランスのよい食事を心がけて、健康的なスタイルになることを目指しましょう。

無理やり我慢して激しい筋トレを続けたら、痩せる以前に、体を壊して倒れてしまう。

「汗をかくと代謝が上がってやせる」と信じている人も多いですが、それは勘違い。サウナやホットヨガでひたすら汗を流し、満足している人は要注意

エスカレーターではなく階段を使うようにするだけでも、運動量が増加します。日々の変化は小さいですが、積み重ねれば大きな結果につながります。

筋トレなどで基礎代謝を増やして痩せた場合は、体質を保つために週1回程度は運動を続けてください。

夕食前の筋トレが「きれいに太る」秘訣

食事前の空腹時がダイエットには効果的です。ただ空腹時は貧血になりやすいので無理は禁物です。

食事の摂り方も意識しましょう。同じ食事を摂ったとしても、野菜から食べることで血糖値の急上昇を防ぐことができます。

味が薄いと思ったときは、塩分を足すより、出汁やスパイスなどを活用して味を調えましょう。これはむくみ対策にも効果的です。

多くの人は「やせたい部分を激しく動かすほど脂肪が落ちて細くなる」と勘違いしています。

たとえばウエストを細くしたいと思ったら、腹筋運動をしたりお腹をひねるエクササイズをやってみたりしますよね。これこそが、ダイエット失敗を呼びこむ原因なのです。

実は「体脂肪は全身で増減する」という絶対的なルールがあります。ランニングや水泳、筋トレなどどんな運動でも、食べたぶん以上のエネルギーさえ消費すれば、体脂肪は全身から均等に落ちていきます。

着実に筋肉を増やすためには、「筋トレで筋肉を刺激」→「筋肉を休ませる」→「筋肉が回復し、より強くなる」というサイクルを継続すること。できれば1日おきの筋トレがベター

「ダイエット」は短期のイベントではない。「生活習慣」として身につけ、長いスパンで取り組むこと、そうすれば「勝手に痩せる体」は自ずと手に入るのである。

運動歴により左右しますが、だいたい週2、3回。それを3カ月以上行うことでトレーニングが習慣化され、筋トレの効果も定着していきます。