世界に1台！パレードのロイヤルオープンカーが大注目されてた

天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典が2019年11月9日に行われた

皇居前広場では、およそ3万人が参加し、祝賀式典が行われ、両陛下は、皇居・正門の石橋に姿を見せられた

皇后さまが目に涙を浮かべる一幕も。天皇陛下も「大勢の皆さんが集まり、即位をお祝いいただいたことに深く感謝いたします」などと述べ、国民の祝福に応えた

ピアニストの辻井伸行さんや、人気アイドルグループ「嵐」などが、陛下が長年関心を寄せてきた水にちなんだお祝いの曲を披露

安倍晋三首相の祝辞、アイドルグループ「嵐」による奉祝曲の歌唱、国家独唱・斉唱などに続き、天皇陛下がお言葉を述べられた。

祝賀式典には3万人が参加。女優の芦田愛菜さん（15）、歌舞伎俳優の松本白鸚さん（77）らが祝辞を述べた

祝賀パレード、「祝賀御列の儀」。本番に向け、東京都心では厳戒態勢が敷かれつつある

沿道の人たちの祝福を受けながら、東京の都心部のおよそ4.6キロのルートを通り抜け、午後３時半ごろ、お住まいの赤坂御所に到着

車列は時速およそ10キロで走る予定で、このペースで進めば、午後３時５分ごろ、桜田門付近を警視庁の音楽隊が演奏する中、通過し、華やかな雰囲気を楽しむことができます

新天皇が2019年10月22日に行われる祝賀パレードで使用するクルマを、｢トヨタセンチュリー｣に決定した、と発表

世界で1台だけのパレード専用オープンカーが初のお披露目となる

全長5・34メートル、全幅1・93メートル。内閣府が上限8千万円で購入した超高級車だが、やはり一般車とは細部に違いがある

もちろん、特別仕様である。そもそも市販モデルにオープン仕様はない。約8000万円で内閣府が購入した

後部座席は前列より4センチ高くなり、背もたれの傾きを25度に固定した。シートは厳選した白の本革

ちなみにセンチュリーの価格は1960万円。センチュリーロイヤルは、天皇皇后両陛下が乗車する標準車（ナンバー「皇1」）で1台5250万円。防弾性能等が強化された国賓接遇用の特装車（ナンバー「皇3」、「皇5」）で1台9450万円

一般車のナンバープレートがある位置に菊の御紋があり、その向かって右上に直径10センチほどの円形の銀色地に金で「皇」と数字が刻まれている

直径約10cmの円形で「皇10」と書かれたナンバープレートが付けられ、儀式の際はボンネットの先頭に天皇旗を設定

宮内庁によれば、国会開会式など公的なお出ましには「皇」ナンバー、その他のお出ましには品川ナンバーを使うのが通例だという

今回のパレードには、宮内庁楽部、皇宮警察、陸海空の各自衛隊、東京・横浜・川崎・さいたま・千葉の各消防、海上保安庁、そして警視庁の各音楽隊が、コース上の12カ所に配置

自衛隊の音楽隊は自治体の式典や被災地での慰問演奏など、年間およそ100回もの公演をこなすプロ集団。その活動は法律に基づくもので、隊員は１日のほとんどを音楽の練習に費やします

午後3時にパレードが皇居・宮殿南車寄を出発する、まさにその瞬間に初めて披露される。 果たしてどんな曲に仕上がったのか、両陛下のお姿とともに、大きな注目が集まりそう