ダイエット中は要注意！ついつい食べ過ぎてしまう食品とその理由

ダイエット中は食事制限をしますから、どうしても小腹がすきますよね。

ダイエットが続かない原因のひとつには、満腹感、満足感を感じない空腹状態を長時間維持するのが難しいこと

お腹が空いたから少し何かを食べよう….その前にちょっと待って！

通常、食事をすれば満腹感を覚えるはずだ。しかし、中には食べることで逆に空腹感が促進されてしまうものもあるという。

精製小麦粉を使った食パン。

精製された小麦粉の食品はインスリン値を上げ、脳に「もっと食べたい！」と思わせてしまう。

白い小麦粉は満腹感が得られる繊維を含む外側の皮、ふすまが取り除かれている

パンを食べるときは、なるべく全粒粉を使ったものにしましょう。

スペインで行われた研究によると、食パンを多く食べる人は食べない人よりも肥満になる確率が40％高いそうです

清涼飲料水の缶の成分表に「果糖ぶどう糖液糖」と書かれているのをご覧になったことがあるかもしれません。

果糖ぶどう糖液糖はブドウ糖と果糖が別れた状態でまざっている混合液です。

果糖の割合の方が多いので、より甘く感じる

果糖はブドウ糖に比べて、食欲を制御する脳領域を抑制する作用が弱いことがわかっている

ぶどう糖を摂ると、グリレンと呼ばれる食欲を促進させるホルモンが抑制されるため、満腹感を与えてくれます。

一方で果糖を摂ると、この効果がなく、摂ったのに空腹感がそのままになってしまうため、食欲を増進してしまう

結果、果糖を摂っても満腹感が得られず、また空腹感が減らず、食べものを欲したり食べ過ぎたりする可能性がある

果物には果糖以外に食物繊維、ビタミン類などもたくさん含まれており、美容のためにも食べたいもの。

果物には果糖だけではなく、ぶどう糖、二糖類、多糖類なども含まれています。

ダイエット中にうれしいカロリーゼロの食べ物や飲み物。

しかし、「ダイエット清涼飲料を1日2本以上飲んでいる人は、お腹周りの増加が飲んでいない人の6倍に達している」という驚きの研究結果が発表されました

巷にあふれる「カロリーゼロ」飲食品には、必ずと言っていいほど新種の人工甘味料が含まれています。

食品に甘みをつけるためのもので、アスパルテームやスクロース、サッカリンなどがある。

通常は糖分を摂取するとインスリンが分泌されて、エネルギーに変換される

人工甘味料は血糖値やインスリン値に影響を与えないと考えられてきました。

カロリーほぼゼロの人工甘味料にはインスリンを上昇させる作用はないはずです。しかし、インスリンは上昇するのです。

すい臓が、砂糖だけでなく人工甘味料にも反応し、大量のインスリンを出すことがボストン大学医学部のバーバラ・コーキー博士の研究によってわかりました。

人工甘味料を摂取しても、カロリーはないため、インスリンが分泌されてもエネルギーに変換できす、自然に体がエネルギーを要求し、食欲を増進させるのです。

慢性的にこの状態が続くと、「甘いものが入ってきても活動する必要はない」と、インスリンが誤認識して、働きが鈍くなっていきます。

そうすると、実際エネルギーとなる砂糖が入ってきてもインスリンが分泌しにくくなり、エネルギーとして使われず、身体に脂肪として蓄積されてしまうのです。

さらに、「もっと摂取したい」という依存症になるリスクもあり、食欲が食欲を呼ぶという負の連鎖につながる可能性もある。

ダイエットをしたいという目的で人工甘味料入りの機能性食品を選ぶのはナンセンスだと思います。

炭水化物は消化の速い物（お菓子など）と消化の遅い物（蕎麦、お米、全粒粉パン、サツマイモ）に分かれます。

スナック菓子は、消化の早い炭水化物を使っていることが多く、血糖値の上下が激しくなります。

消化の早いものは、血糖値の上がり方が早く、下がるのも早いです。

すぐ血糖値が下がってしまうと、すぐにおなかがすくということ。

食べると、すぐに消化され30分も経たない内にまたお腹が空くといったサイクルを繰り返す事になります。

アルコールは胃を刺激します。

刺激されることによって胃液の分泌量が増え、それによって消化も早まりますので、飲めば飲むほど食欲は高まります。

アルコールには、食欲を抑制するホルモンであるレプチンを減少させる作用もある。

ですから、お酒+高カロリーなおつまみ＝カロリーオーバー＝太るという当たり前の方程式が出来上がります。

グルタミン酸ナトリウムは、食欲増進剤で、現代の肥満の大きな原因になっている可能性が高いです。

グルタミン酸ナトリウムは、中華料理やドレッシング、ハム、缶詰、コンビニのお弁当などに多く使われるアミノ酸系の化学調味料です。

研究によると、これが多量に入った食品を食べた場合、満腹ホルモンの“レプチン”が出にくくなり、食欲がなんと普段より40%も増加

食欲を増進させる化学物質を避けることが、簡単に食欲を抑える方法でダイエットにつながります

化学調味料は、殆どが「調味料（アミノ酸）」「調味料（アミノ酸等）」と表示されているので、そのような表示がある食品は避けることが望ましいでしょう。