ダイエットにも効果あり！「冷たいシャワー」には驚くべき効果がいっぱいだった！

７月に入って、日差しがジリジリと暑くなってきました

これからさらに暑い日が続いていくようです

世に溢れるさまざまな健康法の中で、これからの季節にオススメのものがあります。それは「冷たいシャワーを浴びる」というシンプルで斬新な方法。

寒中水泳をはじめとして、冷水を浴びると健康になると言われています。

冷水シャワーには副腎皮質のホルモン分泌を活発にする効果があります。副腎皮質とは生命の維持に必要なホルモンを分泌する役割の組織です。

さらに、自律神経のバランスを整え、免疫力を高めるようです。

冷水によって、皮膚が冷やされると血の気が引いた感覚が脳に伝達され、「血液をもっと送れ！」と中枢神経へ命令が下されます。その結果、血行が促進され、血が綺麗になり、毛細血管が洗い流され、皮膚や毛細血管に蓄積された毒素が洗い流されます。

不思議なことに、冷たいシャワーを浴びた後は一時的に顔が紅潮します。寒い冬でもぽかぽかとしてきますよ。

冷水を肌にかけると血管が縮まり、やがてまた開き、収縮を促します。これによって、血流がとても良くなるのです。

血液の流れが良くなれば、栄養素や酸素が体の隅々まで行き渡るようになるので、お肌がつやつやになってくるというわけです。

冷たいシャワーは、運動した後に最適です。というのも、血液の流れが良くなるので、筋肉の痛みを和らげカラダの回復を助けてくれるのです。

筋トレによって傷んだ筋肉の炎症を押さえる効果があるともいわれてますね。運動選手などはよくトレーニングした部位を冷やすために水シャワーを利用していたりします。

冷水を浴びることは、抗うつ効果があります。

私たちの皮膚における冷感受容体が衝撃を受けると、脳の末梢神経に大量の電気衝撃を送るのですが、これによって頭が冴えるのです。

冷たい水を浴びると褐色脂肪細胞が活性化し、筋肉の数十倍の熱を生み出すので、よぶんな脂肪が燃えるって理屈だそです。

褐色脂肪細胞というのはエネルギーを燃やす細胞のことで、活性化すれば、基礎代謝があがります。基礎代謝があがれば、ダイエットにつながります。

心臓から遠いところから浴びるのが鉄則です。急に冷水を浴びることによる心臓への負担を最小限にするためです。

初心者はまず温浴でしっかり温まった上でぬるま湯を手足の先にかけるくらいから始めた方がよいでしょう。だんだん水温を下げていって、最終的に冷水にします。

冷水をかける時間は全部で１分未満です。完全に体が冷えると逆効果なので、冷水を浴びた部分の血管が締まってくる感覚が得られたら終了してください。