相次ぐ大企業の希望退職募集
味の素は11月28日、50歳以上の管理職から100人程度の希望退職者を募集すると発表した。
出典味の素、管理職の希望退職募集 50歳以上から100人 – ITmedia ビジネスオンライン
対象となるのは、退職日となる2020年6月30日時点で満50歳以上になる管理職で、募集期間は2020年1月6日~3月13日まで。
出典味の素、管理職の希望退職募集 50歳以上から100人 – ITmedia ビジネスオンライン
対象となるのは、社員全体の5分の1に当たる800人ほど
出典味の素 管理職100人の希望退職者募集へ | NHKニュース
先日はファミマは800人を募集
コンビニ大手3社の一角を占めるファミリーマート(ファミマ)が社員に対して希望退職を募る。
出典コンビニ「24時間」崩壊の序曲? ファミマ「希望退職」が意味するコト : J-CASTニュース
対象となるのは原則40歳以上で、2020年2月までに全社員の約1割に相当する約800人の応募者を集める。
出典コンビニ「24時間」崩壊の序曲? ファミマ「希望退職」が意味するコト : J-CASTニュース
本部のリストラも進め、来年2月までに全社員の1割に当たる約800人の希望退職者を募る。リストラ費用は2020年2月期の連結業績予想に織り込んでいないという。
出典ファミマ、来年3月から1万5千店対象に時短営業容認=本部で希望退職800人募集 | nippon.com
リストラによる退職者は急増
2019年のリストラによる退職者数が6年ぶりに1万人を超えた。
出典リストラ数は6年ぶりに1万人超え。業績好調でも早期退職者を募集する理由 | BUSINESS INSIDER JAPAN
10~11月にはキリンホールディングス(以下、キリンHD)と傘下のキリンビールなども希望退職者募集を実施しており、リーマンショック後の2010年の1万2232人を超えるのは確実と見られる。
出典リストラ数は6年ぶりに1万人超え。業績好調でも早期退職者を募集する理由 | BUSINESS INSIDER JAPAN
希望退職制度とは
会社が従業員の主体的な退職を募る仕組みのこと。
出典希望退職募集制度とは?早期退職との違いやメリット・デメリットについて |【エン転職】
人員整理を目的に行なわれることがほとんどで、リストラの前段階とも言えます。
出典希望退職募集制度とは?早期退職との違いやメリット・デメリットについて |【エン転職】
主に40代以上が対象となっている
1973年のオイルショック前以来という空前の人手不足のなかで、バブル期入社世代をターゲットにしたリストラが相次いでいる。
出典「50歳過ぎた社員は新しい価値を生まない」空前の人手不足でも進むバブル世代のリストラ | BUSINESS INSIDER JAPAN
50代以上の社員の構成比が高い企業は人件費が高止まりしている。そのため、早期退職制度を使って若返りを図ろうというものだ。
出典キリンが早期退職を実施、過去最高益なのにリストラ着手の裏事情【スクープ】 | 週刊ダイヤモンドSCOOP | ダイヤモンド・オンライン
彼らに対する意識改革のための研修も何度かやりましたが、今までの自分たちのやり方を変えたくない人も多い。
出典「50歳過ぎた社員は新しい価値を生まない」空前の人手不足でも進むバブル世代のリストラ | BUSINESS INSIDER JAPAN
会社が変わるというときにその人たちが逆に抵抗勢力になる可能性
出典「50歳過ぎた社員は新しい価値を生まない」空前の人手不足でも進むバブル世代のリストラ | BUSINESS INSIDER JAPAN
組織における2:6:2の法則
組織内において「上から2割の者が全体の数字の大部分を担っており、6割は普通、下の2割はあまり働かない」と言われる。
出典【第5回】 リーダーが実践すべき部下を動かす「2:6:2の法則」 | ZUU online
「2:6:2の法則」と呼ばれる有名な理論がある。どんな組織でも貢献度の高い上位2割、貢献度が高いとも低いとも言えないぼちぼちの6割、平均以下のパフォーマンスしか出せない下位2割に必ず分かれる
出典会社が早期退職の募集を始めた時に考えておくべきこと / 人事コンサルタント城繁幸の肉食系キャリアアップ術 :求人・転職はマイナビ転職エージェントサーチ
メンバーが入れ替わっても、自然と2:6:2の割合は維持される
出典【第5回】 リーダーが実践すべき部下を動かす「2:6:2の法則」 | ZUU online
最近は業績が好調でも・・・
現在は、組織そのものの生き残りのために、たとえ黒字であっても常に不採算事業の見直しに注力する経営者が増えている。
出典会社が早期退職の募集を始めた時に考えておくべきこと / 人事コンサルタント城繁幸の肉食系キャリアアップ術 :求人・転職はマイナビ転職エージェントサーチ
業績不振による合理化が大半だが、将来を見越して業績が好調なうちに実施する「先行型」のケースも目立つという。
出典富士通や東芝…… 増える上場企業の希望退職募集、昨年の4倍ペース 業績好調の「先行型」も : J-CAST会社ウォッチ
10年前だと「リストラは格好悪い」という偉い人がおおかったんだけど最近は「果敢に先手をうってるみたいでイケてる」風に空気が変わった気がする。 → 味の素が希望退職募集 50歳以上の管理職100人:日本経済新聞 https://t.co/nsX5aQBhJd
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) November 28, 2019
「正直に言えば、キリンは業績が好調だったから寝耳に水だった」(アサヒビール社員)
出典キリンが早期退職を実施、過去最高益なのにリストラ着手の裏事情【スクープ】 | 週刊ダイヤモンドSCOOP | ダイヤモンド・オンライン
何度も面談が組まれ・・・
「私はローンも返し終えていないし、会社を辞めるつもりはさらさらなかったので、断りました。でも、以降は何度同じ意思表示をしても、たびたび面談に呼び出されるようになった。
出典50代は不要…!大企業でいよいよ「バブル世代切り」が加速し始めた(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
むろん強要すると違法になるので、会社側は『辞めろ』とはっきり口に出して言うことはありません。でも、制度に応じると言うまで面談はずっと続きます。
出典50代は不要…!大企業でいよいよ「バブル世代切り」が加速し始めた(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
部門責任者もしくは人事から通知を受け、個別面談が行われます。個人面談の内容は2パターンに分けられ、勤務継続を勧められる場合と、早期退職を打診される場合があるようです。
名ばかり希望退職、対抗策は 面談内容の録音も一手:朝日新聞デジタル https://t.co/bloYTxwUvI約1カ月後の再面談を約束させられた。その再面談で、上司から「会社に残ってほしい人と、外で活躍してほしい人がいる。あなたは後者だ」と宣告された。
— ばーば (@nanokuni) September 30, 2019
SNSでは様々な声が
最近こんなの多すぎるぞ(ーー;
ファミマ800人の希望退職募集 https://t.co/zdpxlnxMMe #Yahooニュースアプリ #希望退職 #ファミリーマート #ファミマ #コンビニ
— とおます (@lgted) November 14, 2019
味の素が希望退職100人募集 50歳以上の幹部対象(朝日新聞デジタル) – Y!ニュース
50歳以上というバブル世代直撃弾が最近多いですね。
今の新卒も必ずいつか組織をピラミッド型に『最適化』する際にアジャストされるので準備はしておいた方がいい。 https://t.co/iAAmOce6vZ— たっくん(保育園送迎係) (@Ttakkuunn) November 28, 2019
味の素は「黒字である今だからこそ構造改革を進めていく必要がある」と理由を説明しています。最近増えています、このケース。業績好調で希望退職。
味の素が希望退職100人募集 50歳以上の幹部対象:朝日新聞デジタル https://t.co/UgFSrrH4Qr
— 朝日新聞「働く」取材班 (@asahi_hataraku) November 29, 2019
製造業系は、希望退職を募るケースが多い
定期的に転職サイトなどを利用して自分の市場価値(ニーズ)を把握しておこう
もし自身がリストラの対象になったとしてもニーズの把握ができていれば希望退職をプラスに変えて退職金の上積みしての転職だってできる!#転職エージェント #希望退職 https://t.co/eo2nkiiu8h
— モトヒデ☕️カラ元気サラリーマン‼️ (@Motohide2) November 23, 2019
最近このようなニュースが多いので慣れてしまって、800名は多くはないですね、って感じてしまいます。
ファミマ、800人の希望退職募集を発表 | 2019/11/14 – 共同通信 https://t.co/LdMfT75SyO
— キャリコン@転職ナニカラ (@tenshokunani) November 14, 2019