女性が下半身太りが多い理由と、下半身を引き締めるエクササイズについて

上半身はあまり太っている感じがせずむしろSサイズでも入りますが、下半身はLサイズでないとスカートもパツパツ、パンツもラインがくっきり出てぱっつんぱっつんです。

下半身の異様な太さに小学校の頃から悩む40代の女性です。上半身は細めなのに、身長１６２、ヒップは100cmほど、太ももは片方60センチあります。

食事制限をして体重やウエストは減っても尻～脚がどうしてもサイズダウンしません

なぜ女性にはこんな下半身が太りやすい人が多いのでしょうか？それは、妊娠・出産を経験する女性だけが持っている子宮が大きく関係しているのです。

皮下脂肪は子宮を衝撃から守るという重要な役割を果たしているのです。また、皮下脂肪には保温の効果もあり、女性の大敵である冷えから体を守ってくれます。

女性が下半身太りになりやすいのは、脂肪を貯蓄するレセプターというものが、体の中で特に下半身に多く配置されているから

下半身は上半身に比べて脂肪を貯蔵するレセプターが6倍多く設置されていると言われています。このことから考えると下半身は上半身に比べて6倍もの脂肪をため込みやすい状況にあるのです。

塩分を摂り過ぎると濃くなった血中の塩分濃度を薄めようと、身体が水分をためこみ、むくみの原因になります。女性に多い足のむくみは、この水分が重力によって足元に溜まる現象です

塩分過多になると、体は薄めるために水分を欲します。利尿回数にもよるのですが、その水分がいわゆる“むくみ”となって表れる

ほうれん草やトマト、パセリ、昆布などの海藻、納豆、バナナ、キウイなどを食べるようにする。これらは体内のナトリウム（塩分）と結びついて外へ排出してくれるカリウムが豊富です

納豆・大豆といった豆類は老廃物を排出することを促します。タンパク質は適度に摂取することで、脂肪の燃焼に役立ちます。野菜はとりわけ緑黄色野菜を積極的に取るようにしましょう

下半身太りタイプが避けるべき食べ物。スパイス（スパイスは適量を心がけ、サフラン、ターメリック、パセリ、コリアンダーシードは避ける。塩・しょうゆも最小限に）、生クリーム、バター、マーガリン、揚げ物、マヨネーズ、ドレッシング、ほとんどの油類、脂肪分の多い菓子類、アイスクリーム、人工甘味料。

下半身セルライトの原因として甘いものやスナック菓子、お酒の過剰摂取があります。

自宅でもオフィスでも出来る簡単な方法です。電話帳くらいの分厚さが最適。姿勢良く椅子に深く腰掛けて膝の間に本を挟みます。

歩く時の歩幅を気にしている人は少ないです。ウォーキングはダイエットの味方。大股で歩くだけで、脂肪の燃焼度合いが高まります。脚の浮腫みも取れますし、引き締める効果もある

湯ぶねのなかで、お尻を締めたり、緩めたりを１０回ほどくり返します。この運動で、骨盤底の筋肉がきたえられて、骨盤内の血液の流れがスムーズになります。下半身がポカポカと温まり、痩せやすい血流が生まれる

姿勢が悪いと腰の周りの筋肉が弱まり、骨盤が歪んでしまいます。楽な姿勢ほど体に悪影響を及ぼしますので姿勢を正しているだけで充分エクササイズになります

「美脚のためには下半身、特に足首は断然！　隠して温めておくのがいちばん

①正座をして座り、右脚を前に伸ばす。こぶしを作って膝の上辺りを上から押す。②こぶしを移動させながら上から力を加える。③スライドさせながら脚の付け根までしっかりと押す。

1.仰向けになり、膝を立てる。背骨が伸びた状態であることを確認してください。体が沈んでしまうベッドの上はNG。ふとんの上は○。

2.足首、膝、股関節を９０°にし、太ももを引き上げる。太もも、膝に力を入れ、両脚をそろえてゆっくりと息を吐きながらお腹に力を込めながら脚を持ち上げていきます。５秒間キープ。

3.お腹、お尻、脚の筋肉を使い、膝を伸ばす。脚を天井に向かってゆっくり伸ばす。お腹まわりとお尻、太ももと膝の裏側に力を入れて膝がまっすぐになる角度で５秒間キープします。

4.息を吸いながら、ゆっくりと脚を２の状態に戻す。２の状態で５秒間キープしたらそこから１の状態に戻します。