●深刻化している年賀状などの「郵便局」ノルマ問題
双方向通信の多様化という時代の流れの中で、年賀状の販売が激減した。そこで執られたのが「ノルマ営業」。
出典日本郵便に是非にも問いたい! 「ノルマ営業」はどうなったのか | 財経新聞
局内で自らのノルマを課せられた局員は致し方なくノルマ枚数を買い込み、金券ショップなどに持ち込むという事態まで表面化した。
出典日本郵便に是非にも問いたい! 「ノルマ営業」はどうなったのか | 財経新聞
●大阪市内であった郵便局員有志による集会
・マイクを握った女性は、夫の死を「無駄にしないでほしい」と訴えた
「夫の死を無駄にしないでほしい」。9日、大阪市内であった郵便局員有志による集会。
出典郵便局の過剰ノルマ、死選んだ配達員 自殺の翌日に届いた自腹の購入商品…妻「何でここまで」(西日本新聞) – Yahoo!ニュース
マイクを握った埼玉県の女性(52)が切実に訴えた。9年前の2010年12月、郵便配達員だった夫=当時(51)=は勤務局の4階窓から飛び降りて亡くなった
出典郵便局の過剰ノルマ、死選んだ配達員 自殺の翌日に届いた自腹の購入商品…妻「何でここまで」(西日本新聞) – Yahoo!ニュース
年賀はがきの販売ノルマ達成や時間内の配達を執拗(しつよう)に求められ、苦しんだ末の自殺だった。
出典郵便局の過剰ノルマ、死選んだ配達員 自殺の翌日に届いた自腹の購入商品…妻「何でここまで」(西日本新聞) – Yahoo!ニュース
・遺族は、日本郵便に損害賠償を求めた裁判で和解が成立
遺族が日本郵便に損害賠償など約8000万円を求めていた裁判は10月12日、さいたま地裁で和解が成立した。
出典職場のプレッシャーで疲弊、自殺した郵便局員遺族と日本郵便の和解成立 – 弁護士ドットコム
この郵便局は、「郵政版トヨタ方式」という業務合理化策のモデル局に指定されており、郵便物の仕分け作業にかかる時間をストップウォッチで計測するなど、作業のスピードアップを求めてきた。
出典職場のプレッシャーで疲弊、自殺した郵便局員遺族と日本郵便の和解成立 – 弁護士ドットコム
また、ミスをした局員を「お立ち台」と呼ばれる台に上げ、数百人いる職員の前で叱責するなどの慣習もあったそう
出典職場のプレッシャーで疲弊、自殺した郵便局員遺族と日本郵便の和解成立 – 弁護士ドットコム
●元郵便局員が明かすノルマの事例
3年前に日本郵便に入社した、元郵便局員・Xさん(20代男性)に話を聞いた。
出典元郵便局員があかす物販ノルマと自腹買い「上司は机を蹴り上げた」 | 日刊SPA!
「当時、毎月一品の『注力商品』というものがあって、たとえば3000円程度のジュースのアソート(詰め合わせ)を一人1万円分売るように…といったノルマが与えられていました。
出典元郵便局員があかす物販ノルマと自腹買い「上司は机を蹴り上げた」 | 日刊SPA!
オリジナル商品があるならまだマシな方で、『お偉い方の天下り先の商品だからなんとしてでも売って来い』と、似たような商品で値段だけが高いカタログを渡されました。
出典元郵便局員があかす物販ノルマと自腹買い「上司は机を蹴り上げた」 | 日刊SPA!
●ネットでは、この問題に様々な声が上がっている
郵便局の過剰ノルマ
今に始まった事ではない…
年賀状以外も沢山ある— 한나♥️ (@kankankan1226) November 18, 2019
郵便局員に過剰ノルマが課され、社会人は皆忙しい時期に嫌々書いて、局では人手不足の中で何とか人集めてクソ寒い中配達して…ってもう年賀状って言うより不幸の手紙だろ
— 犬好き転職二回目 (@yakiubon) November 18, 2019
郵便局の過剰ノルマかぁ…
こういう自爆は、大体どこの業界にもあるな。わたしもしたした。不況でものが売れなくて、従業員の自爆で売上たってるのに景気は緩やかに回復とかもう本当うそつき。
— きえり@ワーネバ/ルンファク4 (@kieri_el) November 18, 2019
年賀ハガキは、幼なじみから毎年連絡来るねぇ…。印刷発注するから、郵便局からは買えないのが申し訳ない。
たださ、ノルマってスーパーとかも異常だよね。某農協系列スーパーのパートさん、毎月給与から規定の額の商品券購入義務があるって嘆いてた。稼いだ分なのに、強制的に返還だよねぇ。
— ぱぷれ (@papure_dig2) November 18, 2019
郵便局の過剰ノルマ
配達員だけじゃなく窓口受付の事務員も確かあったはずー
ゆうパックのノルマはけないと上からうだうだぐちぐち言われるって聞いた事あるような…ちなみにかんぽ騒動中に実母、かんぽの職員に個別に契約されそうになったw
— yuzuko (@PinkYuzuko) November 18, 2019
・一方でこんな声も‥
郵便局の過剰ノルマ…まだあるの?
昔、挨拶しかしないおばあちゃんがやって来て「郵便局で働いてるんだけど、年賀状買ってくれない?」って押しかけて来たっけ。そんな詐欺みたいな商売は許せなくて断った。ある意味では思いやり。
こーゆー変な風習がなくなりますように!— Koseki (@ikoseki) November 18, 2019
郵便局の過剰ノルマ、死選んだ配達員 自殺の翌日に届いた自腹の購入商品…妻「何でここまで」(西日本新聞) https://t.co/IhZJQwtOiZ
ノルマ、ノルマって止めようよ。
友達も郵便局で働いてて、年賀状のノルマあるから心配になる・・・— にゃぽれおん (@yoshikage_kawaj) November 18, 2019
民営化したこと自体よく意味がわからんけど、受け身メインの郵便局でノルマが課せられること自体不必要な気がする。足で稼ぐ営業なんてまだやってんの?と言われかねない現状よね。 https://t.co/kCwcEo4afc
— Nemo (@Nemo_nem0_) November 18, 2019
郵便局の年賀ハガキのノルマはかなりキツいらしくて、得意先の親戚から買わされる事も多々あった。
っつ~か、日本ってノルマキツくて自分で買うって話結構多いと気がする。— ♚なおきんぐ♚ (@RX78EFSF) November 18, 2019
郵便局の過剰ノルマがトレンドに入ってるけど自殺者が出てからようやっとニュースになってしばらくまた息を潜めての繰り返しなんだよなぁ……。正直今までのとこでノルマなかったとこなんかねーからな……(:3_ヽ)_
— \突然のかる// (@0w0_nico) November 18, 2019
郵便局ノルマ、はがきだけじゃなくてゆうパックとかそういうのにも確かあるんよなあ
政治でも商売でもなんでも、1回始めたものをなかなかやめられないのは日本人の悪い癖だと思う…それで利益が出てる場合はさらにやめられないんだから始末に負えない— ロスティーヌ/ココナ (@HpXNqbhSEd4qfgd) November 18, 2019
おお、郵便局の年賀状ノルマとかが取り上げられている。
郵便局の年賀状や暑中見舞いのはがきノルマな、バイトでも数百枚課せられるんだぜ、うちは配達範囲も滅茶苦茶狭くて、年賀状出す相手もぶっちゃけ同じ集合住宅内みたいなおじじおばば様だらけの区画だったのにウン百枚だったんだぜ— トラストル (@Trustol) November 18, 2019
郵便局でノルマのある仕事はもうしないと思ってたけど、いま居るとこはそれよりひどいノルマに追われるまいにちです。増税してからパタっと店の売上伸びなくなった
— もえこ☃️ (@kyunxxx04) November 18, 2019
・その他の声
郵便局の過剰ノルマがトレンドに!
携帯ショップの過剰ノルマもお願いします!!— 厚切りタン塩 (@iritan45) November 18, 2019
郵便局の過剰ノルマで自殺。
ひどい話。
死ぬくらいなら、逃げられるうちに逃げた方が良い。
精神が病むと逃げられなくなってしまう。https://t.co/nQICxSTlRR— なかむー (@nakamu_0924) November 18, 2019
今こそ郵便局の過剰ノルマに一石を投じる時じゃないか?
死を視野に入れるほどのノルマなら無視すればいい
本当に大事な物事を見極める時だ— Skmt Noyk (@iosys098) November 18, 2019
●以前から「自爆営業」など年賀状販売ノルマが問題になった日本郵便
出典:AMAZON:2020年お年玉くじつき年賀はがき 5枚入パック 128 カリーノぱん/01
局員や契約職員に枚数が割り当てられ、達成できない局員が、自腹で買い取り金券ショップなどに売る「自爆営業」を行うなどの「告発」が話題
出典毎年話題の「年賀状の販売ノルマ」 規制緩和が解決のカギ | ザ・リバティweb
2013年ごろ、郵政民営化の弊害として社会からバッシングを受けた
出典ノルマ1万枚!年賀はがき販売で郵便局員同士が過酷な潰し合い!売れないと一人で路上販売
●8月には、物販事業について営業ノルマを廃止を発表している
日本郵便は13日、全国の郵便局で展開するカタログ販売などの物販事業について、2019年度の営業ノルマを廃止すると決めた。
出典日本郵便、本年度分の物販ノルマ廃止 「かんぽ対応を優先」 自腹購入が問題に(西日本新聞) – Yahoo!ニュース
同日付で各郵便局に文書で伝えた。物販事業を巡っては年賀はがきなどと同様、ノルマが達成できない局員が自腹で購入することが問題となっており、来年度以降はノルマの算定方法を見直す方針
出典日本郵便、本年度分の物販ノルマ廃止 「かんぽ対応を優先」 自腹購入が問題に(西日本新聞) – Yahoo!ニュース
文書によると、今回の物販事業ノルマ廃止の理由は「かんぽ営業の信頼回復に向けたお客さま対応に最優先で取り組むため」としている。